Pleiades All in One Eclipseのダウンロードとインストール Windows編
Pleiades All in Oneの概要からダウンロードとインストールまで注意点と手順のまとめ。便利で簡単だけれども解凍だけは要注意。
Pleiades | Pleiades All in One 4.6.3.v20170323 (Eclipse 4.6 Neon 3) |
Pleiades All in Oneとは
Eclipseは単体でも機能するが、実際には日本語化やプラグインの追加などがあると便利。Pleiades All in Oneはそれが一通りそろった便利なパッケージみたいなもの。
PleiadesプラグインはEclipse日本語化プラグインのことで、それを作っている方たちがPleiadesプラグインとともに一般的によく使われるプラグインをEclipse追加して、パッケージ化してくれているイメージ。
Pleiades All in Oneの公式ページの説明を引用すると次の通り。
Pleiades All in One は Windows、Mac 向けに Eclipse 本体と日本語化を行うための Pleiades プラグインおよびプログラミング言語別に便利なプラグインをまとめたパッケージです。また、Full Edition の場合は JDK のインストールや環境変数の設定が不要で Eclipse の各種設定も自動で行われるため、ダウンロードして起動すれば、すぐに日本語化された Eclipse を利用できます。
最近は安定しているので、Pleiades All in Oneからスタートして必要に応じてプラグインを追加して開発環境を作っていくのにちょうどいい。
インストールにレジストリの書き込みなどはないので、説明にあるとおり解凍すればすぐ使えるようになる。
Full EditionとStandard Edition
Javaであれば、Full Editionには次の3つが追加されている。
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(Eclipse実行用)JDK
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(開発用)JDK 3バージョン
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Tomcat 3バージョン
容量でいうとおおよそ次の通り。
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Full Edition → 1GB
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Standard Edition → 490MB
ハードディスクの容量がカツカツでない限りは、大は小を兼ねるでFull Editionがオススメ。
解凍に注意する
Eclipse自体に長いパス名のものが含まれるため、解凍ツールによっては解凍に失敗して正常に起動できない場合がある。Windowsの標準機能で解凍するのが無難。特にLhaplus、Lhaca、jar コマンドでの解凍はダメ。
あと、あまりに深い階層を起点に解凍するのもダメ。
ダウンロード
公式サイトよりダウンロードするだけ。ダウンロードするものがOSとそのビット数によってことなるので、わからない場合は、事前に確認する。こちらを参考→ JDKのダウンロードとインストール Windows編
ダウンロードサイズが1GBを超えるので、インターネット環境によってはとても時間がかかるので注意。
最終的に1GBBぐらいのzipファイルがダウロードできていればOK。
手順
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公式サイトへ。最新版をクリックする。
http://mergedoc.osdn.jp/
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Javaの「Full Edition」をダウンロード。
(ほかの言語とかと間違えないようにする) -
ダウンロード終了後、ダウンロードフォルダのファイルを確認する。
ファイルが存在して、容量が大体あっていればダウンロード完了。
解凍・配置
インストーラー形式ではないので、zipを解凍し適当な位置に配置するだけ。サイズは大きいのでマシン環境によっては解凍にかなり時間がかかる。
Eclipseに長いパス名のものが含まれるため、解凍ツールによっては解凍に失敗して正常に起動できない場合がある。特にLhaplus、Lhaca、jar コマンドでの解凍はダメ。Windowsの標準機能で解凍する。深いパスでの解凍も危険なので、「C:\」に解凍するようにする。
最終的に起動確認ができればOK。
手順
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ダウンロードフォルダを開いて、ダウンロードしたファイルを右クリック。
「すべてを展開」をクリック。
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展開先を「C:\」に設定して、「展開」をクリック。
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待つ。
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「C:\Pleiades\eclipse」フォルダ下がこんなかんじで展開される。
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eclipse.exeをダブルクリックして、起動を確認する。
ワークスペースは決めてないなら「./workspace」(デフォルト)にする(後から変えることは可能)。 -
お好みでショートカットを作成します。
Appendix A: 改訂履歴
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v1.0, 2017-04-07: 初稿